黒糖の栄養〈からだに優しい甘さ〉

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近年、健康ブームに伴い注目を浴びている黒糖。
栄養バランスも良く、パンやドーナッツ、梅酒などのお酒、カフェではラテやカキ氷などにも使用され、ご自宅で料理やお菓子に使用している方も増えてきています。
さて、みなさんはこの黒糖には実際にどのような成分・栄養が含まれているかご存知でしょうか?砂糖よりカロリーが低く栄養分が多いということはご存知かもしれませんが、黒糖には体に良い成分がたくさん含まれています。それでは、一般的に使われる白砂糖と比較してみましょう。

白砂糖 黒糖
エネルギー:384kcal
たんぱく質:0g
鉄:0mg
カリウム:2mg
カルシウム:1mg
ビタミン B1:0mg
ビタミン B2:0mg
エネルギー:354kcal
たんぱく質:1.7g
鉄:4.7mg
カリウム:1100mg
カルシウム:240mg
ビタミン B1:0.05mg
ビタミン B2:0.07mg
100g中の栄養成分比較(七訂日本食品標準成分表より)

 

如何でしょうか。栄養成分にこれだけの違いが現れています。上白糖がサトウキビの絞り汁を煮つめた後に精製して作るのに対し、黒糖は精製せず自然なまま使用します。そのため黒糖は黒褐色、ミネラル分やビタミン類の栄養素を逃さないのです。

〇ミネラル分

カルシウム:上白糖の240倍含有
黒糖に含まれるカルシウムには骨粗しょう症を予防する効果があります。骨や歯を構成する必須ミネラルで、牛乳との相性は良く、あわせて摂取すると更に吸収が高まります。

カリウム:上白糖の550倍含有
黒糖に含まれるカリウムは、余分なナトリウム(塩分)の排泄を行ない、血圧上昇を抑制します。

鉄分:白砂糖に含まれない鉄分は 鉄血乏性貧血に効果があるといわれています。

〇ビタミン(B1/B2/B6)

疲労を回復させるだけでなく、皮膚や粘膜を保護する働きがあります。

 

その他の成分

黒糖の黒い部分に含まれる「フェニルグルコシド」、さとうきびの表皮の成分「オクタコサノール」、「ラフィノース」が注目されています。

〇フェニルグルコシド

黒い色素成分
糖分の吸収を抑制し、また身体に不必要な糖分の排出を促進するため、血糖値の上昇を防ぐ働きがあるといわれています。

〇ラフィノース(天然オリゴ糖)

ビフィズス菌を増殖させる働きがあり、腸内をきれいにして生活習慣病を防ぐ天然のオリゴ糖。便秘解消や肌荒れの改善も期待できます。

〇オクタコサノール

植物の葉やりんご、ぶどうなどの果物の皮から発見されたアルコールの一種。 運動能力を向上させる効果が期待でき、運動やトレーニングをする際にスタミナをつけ、エネルギーを生み出すサポートをします。新陳代謝率を高め中性脂肪の生成抑制をするといわれています。
→渡り鳥が種子から摂取する栄養で、休むことなく長距離を飛び続ける大切なスタミナ源となっているようです。

今では「黒糖」人気に伴い、様々な商品が開発されています。一昔前は、加工黒糖も「黒糖」と表示されていましたが、基準が変わり、純粋な黒糖のみがその名を使えるようになりました。
当社の「黒糖蜜」は、黒糖100%で仕上げた商品です。ポーション他、斗缶(24kg)や2.4kgボトルの業務用商品もございますので、お気軽にお問い合わせください。